マクラーレン・ホンダ F1日本グランプリ 結果
マクラーレン・ホンダは、F1日本グランプリの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが16位、ジェンソン・バトンが18位だった。

フェルナンド・アロンソ (16位)
「今日の決勝は、今週末を通しての僕たちを物語っている。レース中にマクラーレン・ホンダの名前が語られることはなかった。シンガーポールGPでは7位、先週末のマレーシアGPでは7位および9位入賞を果たしていただけに、今日のレースで16位および18位に終わったことは、予期せぬ、かなり厳しい結果だ」

「今日の結果が例外的で、今回限りであること、また米国オースティンで開催される次戦ではいつもの僕たちに戻れることを願っている。サーキットのレイアウトが僕たちのマシンに適していないことは明らかだった。高速コーナーでのダウンフォースが不十分だった。僕たちのマシンが、今日示したパフォーマンスよりも実際にはもっと競争力があることは分かっている。ただ当然のことながら、ホンダの母国グランプリで、あのような走りしかできなかったことは残念だ。僕たちはこれから本拠地に戻り、なにが起きたのかを分析し、この残念な結果からはい上がる」

ジェンソン・バトン (18位)
「スタートが悪かった。マシンの後方に積んでいた(パワーユニットの)コンポーネントはすべて新品だった。従って、ひどいホイールスピンをし、スタートラインで少し出遅れてしまった。その後、マノーのマシン2台を追い越すのに非常に苦労した。彼らはオプションタイヤを履いてレースを開始したけど、僕はバックアップタイヤを装着していた。なので、グリップがあまりない状態でオーバーテイクをするのは容易ではなかった。最終的にはその2台をオーバーテイクし、下位陣とのレースになったものの、コース上では小さなバトルを繰り広げながら、少しばかり楽しむことができた。ただ、僕たちはトップ10のマシンからはずいぶん引き離されていた。今回は非常に厳しい週末だった。鈴鹿はチームにとって第2の母国GPなので、そのコースで厳しい結果となったことは残念でだ。ただ、僕たちは苦楽をともに受け入れる必要がある。ここではスピード不足だったけど、次戦ではさらにペースを上げられるよう願っている」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今回の結果は非常に残念に思っているので、その事実を否定してもどうにもなりません。先週末にマレーシアで2台そろって入賞を果たしているだけに、ここ日本で16位および18位に終わったことは、率直に申し上げて、受け入れがたい事実です。しかしながら、我々にはチームスピリットと勝とうとする意志があり、それがマクラーレンとホンダの両社で1つの結束したレーシングチームとして働くメンバー全員を特徴づけるものとなっています。ですから、我々は今週末の結果はすぐに忘れて、米国オースティンで開催される次のアメリカGPに集中し、次戦に向けて野望を掲げることにします。だた、その前に、世界で最も真面目で熱狂的とも言われる鈴鹿のファンの方々に感謝の意を表します。例年通り、今日も大勢の皆さんに会場にお越しいただき、その多くが地元のチームであるマクラーレン・ホンダを応援して下さる方々でした。今日はそんな皆さんに応援していただけるような、もっといいパフォーマンスを披露したかったのですが、それができなかったことがとても残念です。ただ、来年はそうしてみせます」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1日本GP