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Amazon、Google、Facebook、IBM、MicrosoftがAI研究の非営利団体を設立

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 Amazon、Google(傘下のDeepMind)、Facebook、IBM、Microsoftは現地時間28日、人工知能(AI)研究に関する非営利団体「Partnership on AI」を立ち上げると発表した。

 団体は、AIの安全性理解を促進することおよびAIに関するベストプラクティスの定式化を目的として設立された。研究者や非営利組織、道徳倫理の専門家なども委員として招かれる予定。

 AIに関しては、各社が研究開発を進め、自動運転の分野やスマートホーム、教育、ヘルスケア、製造業への活用を提案している。雇用喪失を懸念する労働者や、プライバシーの侵害を心配するユーザーらを中心に、技術開発自体への批判の声もあがっているが、設立された組織は、AIがいかに人類や社会を豊かにする存在であるかを周知するとともに、共同研究の実施などによる技術発展の効率化を図りつつ、透明性やプライバシーの保持にも努める。

 団体の設立メンバー各社は、真のパートナーシップ実現に向けて財務面や研究資源の協力を図り、時には独立したサードパーティと、リーダシップを共有することも視野にいれる。

 AIという分野は、とてつもない可能性を秘めた分野である一方で、その研究開発には一定の危険性もはらむ。今回のように、テクノロジー大手企業がタッグを組み、時には第三者期間からの意見を聞き入れることで、健全な研究開発がより一層進展することを祈念したい。
《KT》
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