標準地図の広域表示イメージ
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出所:NECソリューションイノベータ
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標準地図の詳細表示イメージ
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出所:NECソリューションイノベータ
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 NECソリューションイノベータは2016年9月26日、地図情報を様々な業務に活用できるGISソフトウエア「GISAp(ジーアイエスエイピィ)」シリーズの最新版(V4.3)を10月1日から販売開始すると発表した。最新版では、全国版の詳細地図データを標準搭載し、別途地図データを準備せずに済むため導入コストを削減できる。製品価格は30万円から、保守価格は年間6万円から(いずれも税別)。

 GISApは、人間や物体の情報を地図上にプロットし、管理・分析できる地図情報ツール。オフィスツールのような直感的な操作性や使い勝手の良さが特徴である。最新版では、2500分の1の高精度な詳細地図から広域地図まで、全国エリアの地図データを標準搭載した。

 また、全国の町丁目・街区レベルの住所検索データを標準搭載。顧客情報や店舗情報など住所付きの情報を自動的に地図上にプロットし、情報の視覚化や分析を簡単かつスムーズに行える。有償オプションで、さらに詳細な番地号レベルのデータを提供する。

 製品年間保守を締結した顧客向けには年1回最新データを提供する。ネットワークと切り離してオフラインで利用することも可能。地図データは、インクリメント・ピーの「MapFan DB」を基にした独自形式。

製品情報
NECソリューションイノベータのWebサイト