プロ3年目のツアー初優勝を狙う永峰咲希(21=ニトリ)が、首位と7打差に引き離された。

 首位と2打差で出たこの日は3バーディーの69。序盤4ホールでスコアを2つ伸ばしたものの、その後は伸び悩む展開が続いた。

 それでも、7番で7メートルのパーパットを沈めるなど、要所で粘り強いプレーを見せて、ノーボギーと踏ん張ったことも事実だ。

 「私はバーディーパットが入んなかったですね。逆にいいパーパットもあった。内容は100点じゃないけど…う~ん、微妙ですね」。1つ後ろの最終組でテレサ・ルーが6連続バーディーを決めるなど、ぐんぐんスコアを伸ばす状況を「途中でリーダーボードを見て『お~?』と思った」と説明。「ああいうビッグスコアを私が出してもおかしくないと思います。最終日はたくさんバーディーを取ることが目標」。あきらめず、1つでも上位をうかがう構えを見せた。