USENは2016年6月29日、メンタルヘルス対策支援ASPサービス「こころの保健室」の英語版を7月から提供すると発表した。外国籍従業員を多く抱える外資系企業向けに、ストレスチェック義務化に対応したテストだけでなく、受検結果も英語で表示する。利用料金(税別)は、初期設定費用5万円、利用者1IDあたり年額1800円。

 こころの保健室は、マルチデバイス対応のメンタルヘルスサービスで、「ストレスチェック」のほか、メンタルヘルスについて基本的な知識を学ぶことができる「eラーニング」や、疲労がどれだけたまっているのかを自己診断できる「疲労度チェック」などを提供する。2015年2月にサービス開始した。

 これまでストレスチェックの結果を英語で表示するサービスがなかったため、日本語を母国語としない従業員を多く抱える外資系企業などから英語対応化のリクエストが寄せられていた。同社では、今回の英語対応によってさらに利便性が高まり、サービス提供機会の幅が広がると見込んでいる。

「こころの保健室」のWebサイト
USENのWebサイト