小平智(Admiral)が、首位と1打差の2位につけて好発進した。最終18番で唯一のボギーも「グリーン奥のバンカーからナイスボギーなんで」と、6バーディー、1ボギーの65に納得の表情を浮かべた。

 オフに弾道測定器「トラックマン」を購入し、正確な数字を意識することで100ヤード以内のショットを磨いてきた。約250万円という大きな買い物だったが「それで稼げるなら、全然安いものなんで」とサラリ。例年以上に時間を割いて練習してきたというパッティングも好調で合計26パットにまとめた。

 ラウンド後は交際中の女子プロゴルファー古閑美保(33)も見守る中、ショット、パット、アプローチと入念な調整を繰り返した。「この感じでやっていけば、優勝できる」と自信を漂わせている。