藤原紀香の事務所と懇意の宮根誠司が番組で梨園入りを批判した理由とは?

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 歌舞伎俳優・片岡愛之助と女優・藤原紀香が3月30日に結婚した。

 2人は翌31日に都内で揃って会見を開き、笑顔で入籍を報告し、大きな話題を集めたものだ。その一方で、多くのマスコミ各社が梨園入りする紀香に対して厳しい見方をしている。

 とくに、宮根誠司氏が司会を務める「Mr.サンデー」(フジテレビ系)では、「藤原紀香の“顔”分析で見えた不安」と題し、表情分析官が分析する企画を放送。愛之助が交際時のエピソードを話している中、紀香のまばたきがわずかに増えたことから、「付き合い始める頃に何か不安な出来事があったのかもしれませんね」「もしくは愛之助さんがしゃべっている話と藤原さんの記憶に不一致が生じているとも考えることができます」などと厳しい意見を述べて、紀香本人がブログで〈人としてこれは、涙が出ました〉など憤りを表明する展開となった。

 紀香といえば、芸能界や芸能マスコミ業界に大きな影響力を持つ重鎮が社長を務める芸能事務所に所属。同社長は、宮根氏の後見人だと業界内では広く知られている。

 にもかかわらず、多くのマスコミ関係者が紀香に批判的な声を上げて、中でも宮根氏が司会を務める同番組が紀香批判の先陣を切っていることには大きな違和感があるが、他の芸能プロ幹部はこう語る。

「普通に考えたらあり得ないシチュエーションなわけだけど、要は紀香のシンデレラストーリーを作りたいんじゃないかな。あえて、最初に紀香を落とし、その後に紀香が梨園で頑張って行く姿を見せることで、『紀香も頑張っているんだな』といったイメージを作り、好感度を上げる作戦だと思うよ。そうでもなければ、いつも紀香の所属事務所サイドに頭が上がらない宮根さんや芸能レポーター、スポーツ紙や女性週刊誌があそこまで紀香を叩くことはしないでしょう」

 人気歌舞伎俳優を見事に射止めたことで世の女性たちの嫉妬の対象ともなっている紀香だが、果たして好感度をアップさせることはできるのか──。

(しおさわ かつつね)