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ICTで「東京マラソン2016」を警備、NECと警視庁が先進システム実験

エンタープライズ セキュリティ
群衆行動解析技術による混雑状況の検知イメージ
  • 群衆行動解析技術による混雑状況の検知イメージ
  • ランニングポリス(東京マラソン2015での様子、警視庁サイトより)
 2月28日に開催される「東京マラソン2016」。その円滑な運営、さらには2020年オリンピックを見据え、日本電気(NEC)が、警視庁と連携し実証実験を行うことを発表した。ICTを活用した先進の警備システム・技術の検証が狙いだ。

 実験では、ゴール付近に固定カメラを設置。NEC独自の技術「群衆行動解析」を活用し、周辺エリアの混雑状況や異変を、高精度かつリアルタイムに検知する。これにより、混雑状況に応じた群衆の適切かつ効率的な誘導を目指す。

 あわせて、ランナーと一緒にコースを走りながら警戒にあたる「ランニングポリス」がウェアラブルカメラを装着。ランナーの様子や会場で発生した不測の事態に関する映像を、LTE回線により警視庁へ伝送する。「ランニングポリス」は、一般ランナーと並走する警察官で、「東京マラソン2015」から試験導入されている。

 映像は「映像鮮明化技術」により、高品質かつリアルタイムに配信され、スムーズな現場把握を可能にするとのこと。これらにより、現場と警視庁のスムーズなコミュニケーションを実現し、その効果を検証する。
《冨岡晶》
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