伝説では江戸時代に2つの隕石が福島県に落下してきたそうです。そのうちの1つである「降石(ふりいし)」がこのたび発見されました。
降石は40年ほど前に行われた土地改良工事の後、所在不明となっていたんだそうですが、地元の人達が古い文献や地図を基にとうとう探し当てたとのこと。伝説の2つの隕石のうち、もう一方の「天明石(てんめいせき)」とともにかつては信仰の対象にもなっていたそうです。
江戸後期に旧信夫郡(現福島市)の風俗などをまとめて発刊された『信達一統志』には
「天明根村に天明石と呼ばれる2つの石がある。星から落ちてきた」
さらに昭和初期の郷土史には安永年間に
「夜、空から光る石が落ちてきて、毎夜光を放った」
と記述されているそうです。もしかしてこれUFOということなんでしょうか?
本物の隕石なのかはわかりませんが、なかなかロマンのあるお話ですね。
江戸時代の隕石?発見 福島の松川で不明から40年[福島民報:新聞:速報ニュース]
(鉄太郎)