中日・和田がお手本…清田 力みのない振りで特大弾

[ 2011年2月27日 16:21 ]

7回ロッテ2死一塁、清田が左越えに2ランを放つ

オープン戦 ロッテ3―3中日

(2月27日 北谷)
 甘く入った直球をとらえた打球が、左翼後方の防球ネットで弾む。ロッテの清田が1―3の7回に2試合連続の本塁打となる2ラン。「いい感じで打てた」と納得顔だ。

 新人ながら6打点を挙げ、優秀選手に選ばれた昨年の日本シリーズ。対戦した中日の和田のスイングに「見ていて、軽く振っていた。自分は振り過ぎていた」と感じた。打球を飛ばすのに力みは必要ない。この日の特大の一発も「力を抜けていた」と振り返る。猛練習をこなし、追い求めてきた打撃が少しずつ出始めた。

 「塁に出ることを意識して、甘くきたら一発も打てれば」。西岡が抜けて空いた「1番打者」の有力候補は力強く言った。

続きを表示

2011年2月27日のニュース