マー君最速150キロで4回4K!星野監督も「あれは誰も打てん」

[ 2011年2月26日 14:26 ]

中日戦に先発し、4回2安打無失点の楽天・田中

オープン戦 楽天8―3中日

(2月26日 沖縄・北谷)
 楽天の田中が先発し、初のオープン戦を無失点で切り抜けた。

 4回を投げ、2安打4三振1四球。最速は150キロをマーク。2回は味方の失策もあり、得点圏に走者を置いたが、冷静な投球で得点を許さなかった。

 3回には、大型内野手の呼び声高いドラフト2位ルーキーの吉川(PL学園)を三振に仕留め、貫禄の違いを見せた。

 厳しい内角攻めを繰り返すなど、シーズン中さながらの配球。制球も文句なく、早めに追い込んだ後は140キロ超の球速で落ちるスプリットを投じ、ブランコらを空振り三振に仕留めた。
 「無失点というのが大きかった」と田中。この時期から結果を重視するのには理由がある。キャンプ中、初の開幕投手を狙うことをエース岩隈の前で宣言し、自らに重圧をかけてきた。

 佐藤投手コーチは「岩隈と田中はどうしたって使わないといけない投手。(開幕の3月)25日、どっちから始まるか分からないが…」と、直前まで2人を競争させる考えだ。

 また、星野監督は田中に対し「いい感じで仕上がっていてほっとした。(スプリットがよく決まり)あれは誰も打てんやろ」と語っていた。

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2011年2月26日のニュース