オランダ1部フェイエノールトに期限付き移籍中のFW宮市亮(18)に対する、保有権を持つアーセナルからの報道規制をオランダ各紙が大きく取り上げた。宮市は2-2で引き分けた20日のデンハーグ戦にもフル出場し、前半38分に左CKからチームの2点目を導くなど活躍した。過熱する人気をアーセナルが憂慮し「宮市は初めて1軍で練習し、試合にも出ている。英語の個人レッスンも必要」と、落ち着いた環境を与えるため取材を受けないよう要請。フェイエノールト側も受け入れた。次戦までに、どの程度の取材まで許容できるか確認するという。

 20日の試合で宮市は厳しいマークに苦しんだが、テレスポルト紙は平均より上の7点をつけた。宮市の加入で相手のマークが分散し、この試合で2点を挙げたFWカステグノスら前線の選手の活性化につながっているとした。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)

 [2011年2月22日7時21分

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