中日の新外国人フェリックス・カラスコ内野手(23)が25日、ナゴヤ球場での合同自主トレに初参加し、軽い練習をこなした。

 練習開始前に円陣を組んだナインにあいさつすると、歓迎の拍手を受けた。「みんな親切に接してくれて、気持ちもほぐれたよ」。早くもチームメートとは和やかムード。軽いキャッチボールの後「自称・4割男」は、ルーキーの吉川、森越と組んでペッパーを始めた。「ドミニカでは、こんな短い距離では打ったことないからね」。経験のない練習にバットの芯を外すシーンも見られたが、慣れるにつれ吉川の投げる球をテンポよく弾き返した。

 続くノックには参加しなかったが、ドミニカを出発する際に内外野用のグラブを入れた荷物を日本に送れなかったとか。

 この日、手にしていたのは一塁用のグラブだった。その影響で受けなかったのかは定かではないが「ノックは沖縄へ行ってから受けるよ」とお楽しみはこれからとした。

 「自称練習の虫」は、その後外野フェンス際をネルソンとともに軽くランニング。1時間で早々に引き揚げていった。【坂祐三】

 [2011年1月26日10時6分

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