ファルケン「ZIEX ZE914 ECORUN」が、新型CHRYSLER200に装着


ファルケンブランドを配する住友ゴム工業株式会社(本社:兵庫県神戸市中央区、社長:池田育嗣、以下住友ゴム)は、FIAT CHRYSLER AUTOMOBILESの新型「CHRYSLER 200」に、FALKENの高性能タイヤ「ZIEX ZE914 ECORUN(ジークス ゼットイーキューイチヨン エコラン)」の納入を開始した。

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falken-ziex-ze914-ecorun-is-attached-to-the-new-chrysler200-20150903-3今回装着される「ZIEX ZE914 ECORUN」は、「CHRYSLER 200」の求める高い走行性能を引き出すため、優れた低燃費性能と高い操縦安定性能、耐摩耗性能を高次元でバランスさせており、米国生産の輸出車両に装着される。

なおCHRYSLER 200については、米国車ファン以外は馴染みが薄いかも知れないが、FCA陣営に於ける「ジュリエッタ」や「ダッジ ダート」等に使われる世界戦略プラットフォーム(コンパクトワイドプラットフォーム)をベースとした世界戦略車のひとつ。

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車両は、ミシガン州スターリングハイツの最新鋭工場で生産されており、上位モデルは、9段ATに295psの出力と262ポンドフィート(36.2kgm)のピークトルクを発生する3.6リッターのペンタスターV型6気筒エンジンを組み合わせ、当地に於いては欧州譲りの走行性能を持つクルマとしてリリースされる。クライスラーブランド中のスポーティーセグメント車となっている車両である。

ちなみにタイヤブランドとしての「FALKEN」は、米国並びに欧州に於いては、スポーツプロダクションレースシーンでの活動や実績等を踏まえ、スポーツイメージが深く浸透しており、住友ゴム工業のタイヤブランドに関わる地域エリア別の国際戦略と、アルファロメオを筆頭とする欧州製スポーツ車のイメージを醸成したいFCAとの思惑が一致したものと考えられる。