2003年3月18日、小泉首相は、米国のイラク戦争を支持する意思を表明した。この戦争に正当性などなかったことは、今や世界の常識である。ブッシュに追従したオランダや英国ではその反省の機運が高まって、政府の独立調査委員会が検証を進め、オランダでは「イラク戦争は国際法違反」と結論づける報告書が公表された。残念ながら、日本では政権交代したにもかかわらず、英国やオランダのような政府の取り組みは見られない。今