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34件の罪状すべてで有罪評決 トランプ前大統領“不倫口止め料”裁判

アメリカの大統領経験者として史上初めて刑事責任を問われている、トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、陪審員は有罪の評決を出しました。ニューヨークから中継です。       ◇ ニューヨークの裁判所前です。トランプ前大統領に有罪評決が出たことを受け、世界中のメディアが速報で伝えていて注目の高さがうかがえます。 トランプ前大統領が過去の不倫関係を主張するポルノ女優に支払った「口止め料」を不正に処理したとされる事件の裁判でニューヨーク地裁の陪審員は30日、34件の罪状すべてで有罪の評決を下しました。 大統領経験者が刑事裁判で有罪評決を受けるのは史上初です。 有罪評決を受け、7月11日に判事が量刑を言い渡すということです。 トランプ前大統領 「不正で不名誉な裁判だった。本当の判決は(大統領選挙が行われる)11月5日に国民により下される」「何も悪いことはしていない。無実なんだ」「バイデン政権が対立候補を傷つけるために行ったことだ。恥ずべきことだ」 一方、バイデン大統領は自らのSNSに「ドナルド・トランプを大統領執務室から閉め出す方法はただ一つ。投票箱に投票することだ」と投稿しました。 大統領選候補者への有罪評決が11月に行われる選挙にどのような影響を及ぼすのか注目されます。

日テレNEWS NNN

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