米アップル、パソコンにもアプリ配信 1月から
「マック・アップストア」開設
【シリコンバレー=岡田信行】米アップルは16日、パソコン「マッキントッシュ(マック)」用に、2011年1月6日からアプリケーションソフトの配信サービス「マック・アップストア」を開設すると発表した。携帯機器向けだったアプリ配信をマックにも広げ、ユーザーの使い勝手を高めるとともに、販売額の70%をソフト開発者の収入として開発意欲を高める。
マック・アップストアは「マックOS X(テン)」のユーザー向けに無償配布し、開設と同時に米国や日本など90カ国で利用可能になる。高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」や多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」用の「アップストア」と同様に、携帯アプリをダウンロード(取り込み)するような感覚で、パソコン用ソフトをダウンロードできるとしている。