商品ページの例(出所:Twitterの公式ブログ)
商品ページの例(出所:Twitterの公式ブログ)
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 米Twitterは現地時間2015年6月19日、テスト中の電子商取引(EC)向けなどの新機能について明らかにした。ユーザーが買いたい商品や行ってみたい場所を容易に見つけられるようにするとしている。

 商品や場所の専用ページを設け、関連ツイートや写真および動画、商品説明や価格などの情報を掲載する。購入や予約、あるいはさらに詳しい情報を得るためにWebサイトに移動するボタンも表示する。

 例えば小説「The Martian」のページでは、フォローしているユーザーがその小説についてつぶやいたコメントや、人気アカウントからのツイート、関連ニュースおよび画像をまとめて見ることができる。「Buy」ボタンをタップすれば購入手続きが行える。

 また、ブランドやインフルエンサーは、キュレーターとしてこれら商品および場所ページのコレクションを作成し、他のユーザーと共有できる。ユーザーは、キュレーターのプロフィールにアクセスして、さまざまなコレクションを閲覧できる。

 当初のキュレーターには、米HBO、米Nike、米Apple傘下のBeatsの「Beats By Dre」ブランド、人気トーク番組「The Ellen Show」、米国人女優Reese Witherspoon氏などが含まれる。

 商品および場所ページのテストは、現状では小規模で実施している。今後数カ月かけて、よりパーソナル化した情報を提供できるようにする計画という。

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