馬産地ニュース

早来会場で2日目の産地馬体検査が行われる

  • 2015年04月17日
  • 馬運車を降り検査場へ向かう
    馬運車を降り検査場へ向かう
  • 淡々と検査を受ける2歳馬たち
    淡々と検査を受ける2歳馬たち
  • 堂々とした立ち姿を披露したブルーメンブラッド13(申請馬名クラシックリディア)
    堂々とした立ち姿を披露したブルーメンブラッド13(申請馬名クラシックリディア)
  • 検査を終えたダンスインザムード13(申請馬名カイザーバル)
    検査を終えたダンスインザムード13(申請馬名カイザーバル)

 平成27年度産地馬体検査、第1回北海道地区の最終日は4月17日、前日同様に安平町の北海道ホルスタイン協会家畜市場で行われた。

 4日目のこの日は社台ファーム、ノーザンファーム、追分ファームの社台グループをはじめ、日高町門別のファンタストクラブ、安平町のパイオニアファーム、田口トレーニングファームなどから77頭の牝馬が受験した。

 毎年豪華な血統馬たちが集まることで有名な早来2日目、中でも注目を集めたのは、G1馬の娘たちだ。08年のマイルチャンプオンシップ(G1)優勝馬、ブルーメンブラッドの4番仔、申請馬名クラシックリディア(父ハービンジャー)、04年の桜花賞(G1)、06年のヴィクトリアマイル(G1)を制したダンスインザムードの6番仔であり、半姉にダンスファンタジアを持つ申請馬名カイザーバル(父エンパイアメーカー)、08年のエリザベス女王杯馬リトルアマポーラの2番仔、申請馬名クィーンアマポーラ(父キングカメハメハ)が登場し、夢の共演を果たした。

 他にも活躍馬たちの半妹たちが次々姿を現し詰め掛けた報道陣から熱い視線が注がれていた。

 4日間の日程すべてが雨に祟られ、人馬とも過酷な条件ながら事故もなく無事に終了。第1回北海道地区の検査で431頭の2歳馬が競走馬としての第一歩を踏み出した。