スカイマーク、茨城に3路線目 2月に新千歳便発表
スカイマークは25日、茨城空港(茨城県小美玉市)と北海道の新千歳空港を結ぶ定期路線を2011年2月1日に開設すると発表した。茨城空港の国内路線は、同じく2月1日に就航する愛知県の中部国際空港線や、就航中の神戸線と合わせて3路線になる。橋本昌知事は「多くの人に利用していただき、さらなる路線拡大を期待する」というコメントを出した。
新千歳線、中部国際空港線はともに1日1往復で運航する。2月のダイヤは新千歳行きは午後1時15分、中部国際空港行きが午後5時15分に出発する。大人の普通運賃は茨城―中部が8800円からで、茨城―新千歳は9800円からに設定した。
新路線のうち新千歳便は茨城空港の当初計画にも盛り込まれていただけに、観光などでの利用への期待は大きい。小美玉市の島田穣一市長は「札幌便は市民から期待の声が多く寄せられている。都心からの利用者も呼び込めるように利用促進に努める」とした。
新千歳線と中部線についてはスカイマークの西久保慎一社長が7月に開設の方針を表明。「(茨城空港には)もともと1便ではなく複数便を飛ばす予定だった。新千歳線は当初から70%程度の搭乗率は見込める」などと発言していた。