過去に米Lifehackerでは、キャッシュファイルをRAMディスクへ移動させる(英文記事)と、SSDがスピードアップするという技を紹介しました。どうやら、Firefoxでも似た技が使えるようです。

キャッシュをRAMへ移動させるとなぜ動作が速くなるかというと、コンピューターはハードドライブよりも、RAMへ速くアクセスできるからです。これをFirefoxで利用するには、まず「about:config」を開きましょう。

 「about:config」を開いたら「browser.cache」をフィルターバーへ入力し、「browser.cache.disk.enable」をダブルクリックして「false」にします。次に「browser.cache.memory.enable」を「true」に設定し、右クリックから新しい設定を作成、「browser.cache.memory.capacity」という名前をつけて、OKをクリックします。

次のウィンドウで、アサインしたいキャッシュのキロバイト数を入力可能です。ここに「-1」と入力すると、FirefoxはRAMの容量に合わせて、キャッシュサイズを判断してくれます。他にも、「about:cache」とアドレスバーへ入力すると、キャッシュの活動状況を確認できます。

目新しい技ではありませんが、知らなかった方は、少しばかりFirefoxを加速させられるので、是非試してみてください。ただし、この技を使用すると、一部プラグイン(Adobe readerなど)や起動が遅くなるといった弊害もある(英文)ようです。情報を提供してくれた、Boris氏に多謝。

Speed Up Firefox Page Loading Time Without Using a RAM Disk [Download Squad]

Whitson Gordon (原文/訳:松井亮太)