バロンチェアに座って3年、思ったこと
id:keisuke9498さんの【ガジェット】使い捨てないという選択肢の記事を読んで、チェア選びに悩んでいた時期を思い出し、私が座っているバロンチェアについて少し書きたいと思います。
バロンチェアは仕事で使用するために購入しました。務めている会社は、仕事に使用する範囲内に限って、個人の物の持ち込みに寛容で助かります。
高級ワークチェアを欲しくなったきっかけは、頚椎ヘルニアになりかけていることが判ったので、首への負担を減らしたいと思ったからです。
私はデスクワークが基本なので、一日のほとんどは座っています。にも関わらずそれまで使用していたチェアは、最も安価なビジネスチェアでした。最も安価なビジネスチェアが悪かったわけではありませんが、座面や背もたれ腰のサポートは、やはり高級ワークチェアと比較すると雲泥の差はあります。
ユーザー評価が高い高級ワークチェアといえば、アーロンチェアです。頚椎ヘルニアのことを知る前から憧れのチェアで、いつかはこのチェアに座って仕事をしたいと思っていたので、当初はアーロンチェアを買うつもりでした。価格のこともありインターネットでの購入も考えていたのですが、ある方のブログで「購入前には必ず試座した方がよい」という言葉が引っかかり、念のため大阪の大塚家具へ試座をするために行きました。
大塚家具へ行くと、アーロンチェア以外のチェアも多く展示されていました。せっかくなので展示してあるチェアを全て試座しました。その時に試座して良かったと感じたのが、チェアによって自分の体型、癖、仕事姿勢に合う合わないがあることに気付いたことです。
なぜアーロンチェアではなく、バロンチェアにしたのかというと座面の形状、ヘッドレストの有無、仕事姿勢です。体型的にはどちらのチェアにも合っていたのですが、私は時々チェアに座りながらあぐらを組むようにしてストレッチをする癖があり、バロンチェアの座面の形状がしっくりきたのと、仕事姿勢もやや後傾ぎみのためヘッドレストがあると首が楽だったのが大きな理由です。
- それからバロンチェアに座って3年、思ったこと-
- ヘッドレストは業務中はいらないが、休憩時の倒したときに首がとても楽。ハンモックに寝てる気分になり本気で寝れます。
- メッシュ生地は、風通しが良すぎて冬寒いが夏涼しい。でもエアコン効きすぎたら寒い。そのため、冬は座面にウレタン製クッションを背面には防寒着を密着させています。座面にクッションを敷くと腰のサポート位置が変わるため、テンピュール座布団で調整しています。
- メッシュ生地の腰サポートは、私には少し頼りない気がする。そのため、テンピュール座布団で調整しています。メッシュ生地の反発感はメーカーによってかなり異なります。アーロンはバロンよりやや硬めだったように記憶しています。 腰のサポートは当初、写真の腰部分にあるプラスチックにゴムのクッションが取り付いていたのですが、局部的に接するような感じで違和感がありました。そのため、ゴムのクッションは外しテンピュール座布団を挟むと良い感じのサポートになりました。
- アジャストアームがあることで、立ち座りがとても楽で安全。どのワークチェアにもあった方が良いと思います。アジャストアームがあるだけで疲労軽減になっているようにも思います。ただデスクによってはアームが当たり、デスクに寄りきれないことがあります。
- 仕事の内容により、前傾チルトがあっても良かった。背もたれを起こせば、ほぼ直立状態にできますが、もう少し前傾したいときがある。
- チェアも大切だがデスクの高さや傾きも大切。デスクによってアームが当たったり、やや後傾ぎみに作業する場合は、デスクを低く傾いてた方が使いやすかったりなどあります。
- チェアが回転したり、背もたれを倒せるスペースが必要。結構サイズが大きいので、このスペースがないとチェアの良さを引き出せなくなると思います。
- 疲労軽減になる。体全体を支えられてる感が大きく、長時間座っても疲れにくい。しかし、あまり動かなくなるので運動も必要。
- 今のところ故障はない。バロンチェアの保証は3年のためこれからどうなるか…ただ造りはしっかりしているので、あまり心配してません。
- 頸椎ヘルニアになりかけているものが治ることはない。当たり前か…
- 他の高級チェアも気になりはじめる。
- かすっペをして「あっ!」と思った、時すでに遅し。メッシュ生地の宿命かと…