日経ビジネスの記事『消える若者市場』のなかで、こんな一文が。購買力の衰え若者市場が失ったのは、数のパワーだけではない。若者一人ひとりの購買力も、急速に衰えている。国税庁の「民間給与実態統計調査」のデータによると、25〜29歳の勤労者の平均年収は、1997年から2009年の12年間の間に、373万円から328万円へと45万円も減少した。前後の世代を含め、若年世代の所得は1997年以降一貫して右肩下がりだ。若者は昔に比べてか