水戸黄門まつり開幕 花火4500発千波湖彩る

水戸市の夏の風物詩である「第54回水戸黄門まつり」の開幕を告げる花火大会が1日、同市の千波湖で開かれ、約4500発が夜空や湖面を彩った。
市内は日中の気温が33度を超える、うだるような暑さ。夕方は雷雨に見舞われたものの、花火は予定通り行われた。
土浦全国花火競技大会で優勝した野村花火工業の10号玉「昇曲導付四重芯変化菊」を皮切りに、創作花火、8号玉50連発が続いた。フィナーレに、湖畔の300メートルを駆使した超ワイド特大ミュージックスターマインが打ち上げられると、大きな歓声が沸き起こった。
同まつりは3日まで開かれ、山車巡行や水戸黄門パレード、踊りを競う市民カーニバルが予定されている。(武藤秀明、写真は嘉成隆行)