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露の軍事介入に警戒 国連安保理が緊急会合

2014年3月2日 7:52

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ南部のクリミアに軍を派遣することを議会に提案し、承認された。国際社会は今回の決定に警戒感を強めている。

 国連の安全保障理事会は日本時間2日午前4時過ぎからアメリカのニューヨークで緊急会合を開いている。ウクライナの国連大使はすべての国連加盟国に対し、ロシアのウクライナ侵攻を止めるため、あらゆる手段を講じるよう求めた。

 また、アメリカでは、ヘーゲル国防長官ら関係閣僚がホワイトハウスに集まり、対応を協議した。ホワイトハウス当局者はNNNの取材に「状況を注視し、関係国と協力していく」とコメントしている。