インフレが低下すれば、利下げの余地生まれる可能性=インド中銀総裁

[ムンバイ 28日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行、RBI)のラジャン総裁は28日、インフレが低下すれば金利を引き下げる余地が生まれるが、実際に利下げをするかどうかに言及するのはやや時期尚早だとの見解を示した。
総裁はまた、市中銀行に預金額の一定割合を国債など流動性の高い証券で運用することを義務づける比率である法定流動性比率(SLR)について、ただちに引き下げる必要はないとした。
RBIはこの日、市場の予想に反して政策金利であるレポレートを7.75%から25ベーシスポイント(bp)引き上げ、8%とすることを決めた。

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