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『ジンジャーの朝』初日決定! サリー・ポッター監督からコメント到着

冷戦下時代に突入した1960年代のロンドン。思春期の揺れ動く心情と、成長する様を繊細に描く、サリー・ポッター監督が美しい映像でつづる最高傑作!
『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』初日決定

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社会の矛盾や政治不安など刻々と変わりゆく時代を生き抜かねばならない、思春期の少女の煩悶、葛藤、愛などが絡み合い揺れ動く心情と、成長していく様を描いた感動作『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』の、初日が8月31日(土)に決定しました。シアター・イメージフォーラムにて公開となります。
本作は、サリー・ポッター監督が長年温めてきた企画で、「当時は、キューバ危機で本当に世界が終わるかもしれないという恐怖感にかられていたことを鮮明に覚えている。第二次世界大戦を生き延びた時代は終わっていたけれど、時代の変革が起きていた時期で、不安定で矛盾だらけの世界だった。けれど、私たちはいつでも、どこに住んでいても世界とつながっている。そんな中で、自分の信念に従って行動することの大切さ、そしてこの作品が持つ「希望」と「許し」というテーマを感じてほしい。」と語っています。

●ストーリー
冷戦時代に突入した1960年代のロンドン。生まれた時から、どこへ行くのも何をするのも一緒だった仲良しの女の子二人、ジンジャーとローザは、学校の授業をさぼって宗教や、政治、ファッションについて話し合い、少女から大人へ変化する青春時代を満喫していた。しかし、思想家でありジンジャーの父親でもあるローランドに、ローザが恋をしたことや、それぞれの反核運動への思いの違いから、二人の友情関係に亀裂が生じていく。
家族や友人ともうまくいかず、日々核の脅威が報道されるなど、ジンジャーを取り巻く世界は、思い描いていたものとはかけ離れていく。そんな中、明るい未来を手に入れるため、ジンジャーは歩き出すのだった……。
監督・サリー・ポッター
製作:クリストファー・シェパード、アンドリュー・リトヴィン
撮影:ロビー・ライアン
編集:アナス・レフン
美術:カルロス・コンティ
衣装:ホリー・ウィディントン
出演:エル・ファニング、アリス・イングラート、クリスティーナ・ヘンドリックス、アネット・ベニング、アレッサンドラ・ニヴォラ、ティモシー・スポール、オリヴァー・ブラッド、ジョディ・メイ
2012年/イギリス、デンマーク、カナダ、クロアチア/英語/90分/カラー/シネスコ/ドルビーSRD、ドルビーSR/原題:GINGER & ROSA
提供:アース・スター エンターテイメント
配給:プレイタイム
宣伝:ポイント・セット
『ジンジャーの朝 さよならわたしが愛した世界』
8月31日(土)より、シアター・イメージフォーラム他 全国順次ロードショー
©BRITISH FILM INSTITUTE AND APB FILMS LTD 2012
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