7月1日のEvernoteサーバー問題に関して ≪ Evernote日本語版ブログ(情報元のブックマーク数)

Evernoteのサーバ不具合で6000近いデータが富んじゃった件ですが、ShardというRAID1な環境で保存されていて、バックアップされているとのこと、どれかからデータは戻すことが出来ると言う話。fmfm

本トラブルの技術的詳細

各ユーザーのデータは、通常サーバーと障害迂回用サーバーで構成された『Shard(シャード)』内に保存されております。通常サーバーに不具合が生じた場合、システムは自動的にシャード内の2台目のサーバーに迂回します。現在弊社は37セットのシャードを管理しており、シャード22に先月不具合が生じました。各サーバー内のデータは、RAID1配列(完全冗長化対応)内に保存され、また全データはオンサイト・オフサイト両方でバックアップされております。ノートデータのコピーは全てEvernote
for Windows/Macクライアント上に保存されています(プレミアムユーザーの方々はオフラインデータをiPhone/iPadクライアントで保存しております)。つまり、Evernote内の全ノートは少なくとも6ヵ所の予備ロケーション(メインサーバーとそのRAIDミラー、シャード内の障害迂回用サーバーとそのRAIDミラー、そしてオンサイト・オフサイトのバックアップ)で保存されており、Evernoteにおけるデータ紛失は極めて稀であります。

シャード22の不具合は、メインサーバーと障害迂回用システムにハードウェアトラブルが重なった非常に特異かつ一時的なケースです。基本的に、各シャードは一定時間で2台のサーバー間の障害迂回処理を双方向で続けており、その時間内に作成されたノートの上書き作業を行っています。本トラブル以前に作成されたデータは全てバックアップ側から容易に回復させることができます。本不具合が再度連続して起こる確率は極めて低いのですが、万が一の最悪のシナリオとして全データが紛失することの無いよう、障害迂回用メカニズムを適宜修正しました。

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Shardって、データベースアーキテクチャーのこれかな?

Shard (database architecture)

Shard (database architecture) - Wikipedia

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