6月22日と23日の2日間、富士スピードウェイで、新レースカテゴリーの“インタープロトシリーズ”が初開催される。
同レースは、元レーシングドライバーの関谷正徳氏が3年の年月をかけて開催を実現させたもの。レースでは、富士スピードウェイ周辺のレーシングガレージにより設計・製作された専用レース車両「kuruma」を使用。
参戦するのは全7チーム、各チームでアマチュアの“ジェントルマンドライバー”とプロドライバーがペアでレース車両をシェア、プロとアマが一緒になってシリーズ戦を戦う。
開催1日目は、ジェントルマンドライバーによる予選・決勝レース(10Laps)とプロドライバーによる予選、2日目は、それぞれ決勝レース(ジェントルマン:15Laps / プロ:22Laps)を争う。
開幕戦の開催に向け、関谷氏は「Inter Proto Seriesは“Driving Competition”をテーマに車両の過度な開発を抑制することで“均一化された道具(車両)を使ったドライバーの技量(ドライビングテクニック)による競争”を具現化した、新しいアプローチのヒューマン・モータースポーツです。また、レースをやる側と観る側が共にその楽しさを共有できる、そんな大会を目指しておりますので、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております」とコメントしている。
開催期間中は、パドックへの入場が無料となる他、23日にはプロドライバー達によるトークショー、プレゼント抽選会など、様々なコンテンツやイベントを開催予定。入場料は、6月22日:1000円、23日:2000円(駐車料:無料/中学生以下:保護者同伴で無料)。