「女性手帳」なんかいらないから、子育て費用を安くして! | Blog de Unionism | にいがた青年ユニオンの労働問題相談所

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政府が少子化対策で検討していると報じられた「女性手帳」。
10代から、身体のメカニズムや将来設計を啓発するのが目的なんだそうですが、当然、批判続出です。


少子化対策として政府が考えた「女性手帳」、女子からフルボッコ

【境界線を見つめて】Vol.55 「“女性手帳”が腑に落ちない。少子化問題は、女性のせい?」

「女性手帳」に感じる強い違和感の原因は何だろう。

少子化対策に政府が導入予定の「女性手帳」へ批判噴出

「30代までに出産・結婚、望ましい」 内閣府「女性手帳」にネットで非難轟々

政府が打ち出した少子化対策「女性手帳」が安定のドン引き!

残念な政府が考えた少子化対策は「女性手帳」


少子化の原因は、誰がどう考えたって、子育て費用がかかりすぎるから
です。

そのことはほったらかしたままでは、少子化対策になりません。
一歩引いて、女性手帳が女性の身体のメカニズムについて啓発する目的だというものだとしても、それならば、学校の授業で教えている内容ではないでしょうか。

今回の「女性手帳」に対する批判は、子育て費用の援助も行わず、少子化の責任を女性にもとめる政府のやり方へのものと言えます。


にいがた青年ユニオンでは、就学援助と奨学金返済について具体的にとりくんでいます。

生活保護基準の切り下げによって、就学援助はますます狭まろうとしています。
雇用の不安定化に伴って、奨学金返済はますます貧困を連鎖させます。

付け加えれば、最低賃金の引き上げも重要なファクターでしょう。

こういう具体的な問題に対する対策があってこそ、少子化を防ぐことができるはずです。