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マニフェスト 本の未来
販売終了
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マニフェスト 本の未来

ボイジャー

1,100円 (1,000円+税)

販売終了 ヒュー・マクガイアとブライアン・オレアリを筆頭に、実際のツール開発に携わる総勢29人の執筆者が、「確信」以上の具体性をもって本の未来を語ります。

※本書のEPUB版はEPUB 3仕様で作成されております。EPUB 3対応のリーダーでご覧ください。

関連サイト

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内容紹介

出版・新聞・テレビさえも、今の姿は後わずか
素朴に、体験的に、世界はこれを語りはじめた
失敗から起き上がる若い息吹に耳をかたむける

書籍のデジタル化は「第一段階」にすぎません。デジタルへの移行はフォーマットの問題だけではなく、出版界の抜本的再編成を意味しています。デジタル化が完了した「第二段階」で出版界で何が起こるのか?書籍が全て電子化され、ネットワークに接続され、ユビキタスな存在になると何が起こるのか?

ヒュー・マクガイアとブライアン・オレアリを筆頭に、実際のツール開発に携わる総勢29人の執筆者が、「確信」以上の具体性をもって本の未来を語ります。

書誌情報

  • 著者: ヒュー・マクガイア, ブライアン・オレアリ編
  • ページ数: 352ページ(A5PDF版換算)
  • 対応フォーマット: EPUB, PDF
  • 出版社: ボイジャー

対象読者

「本」に興味のある人、紙の書籍と電子書籍の未来が気になる人

著者について

ヒュー・マクガイア

Hugh McGuire:著作・編集
出版とインターネットの接点となるツールとコミュニティの開発者。本書が執筆/編集されたPressBooksの創業者でもある。またLibriVox.orgというボランティアにより構築された世界最大のパブリック・ドメインのオーディオ・ブック・ライブラリーの創立者でもある。

ブライアン・オレアリ

Brian O'Leary:著作・編集出版コンサルタント、マゼランメディアパートナーズ(Magellan Media Partners)社長、ニューヨーク大学(New York University, NYU)出版学部助教授をつとめている。同氏は『タイム』誌を発行するTime Inc.の制作部長、ハモンド社(Hammond Inc.)の共同出版者などの重職を歴任してきた。

目次

日本語版の刊行にあたって

萩野正昭 Masaaki Hagino(ボイジャー)

原書の刊行にあたって

ヒュー・マクガイア Hugh McGuire(プレスブックス)

イントロダクション

Part 1 セットアップ──現在のデジタルへのアプローチ

1. コンテナではなく、コンテキスト

ブライアン・オレアリ Brian O’Leary(マゼランメディアパートナーズ)

2. あらゆる場所への流通

アンドリュー・サヴィカス Andrew Savikas(オライリー・メディア)

3.「本」の可能性

ライザ・デイリー Liza Daly(サファリ・ブックス・オンライン)

4. メタデータについて語る時に我々の語ること

ローラ・ドーソン Laura Dawson(バウカー)

5. DRMの投資対効果を考える

カーク・ビリオーネ Kirk Biglione(デジタルメディアスペシャリスト)

6. デジタルワークフロー向けツール

ブライアン・オレアリ Brian O’Leary(マゼランメディアパートナーズ)

7. デジタル時代の書籍デザイン

クレイグ・モド Craig Mod(PRE/POST)

Part 2 将来への展望──本が歩む次のステップ

8. 本とWebサイトがひとつになる理由

ヒュー・マクガイア Hugh McGuire(プレスブックス)

9. Web文学:ソーシャルWeb出版

イーライ・ジェームズ Eli James(ノベラー、パンダミアン)

10. 言葉から本を作る

エリン・マッキーン Erin McKean(ワードニク)

11. eBookはなぜ書き込み可能になるか

テリー・ジョーンズ Terry Jones(フルイドインフォ)

12. 読書システムの垣根を越えて:ソーシャルリーディングの今後

トラヴィス・アルバー Travis Alber(リードソーシャル), アーロン・ミラー Aaron Miller(リードソーシャル)

13. ユーザー体験、読者体験

ブレット・サンダスキー Brett Sandusky(マクミラン・ニュー・ベンチャーズ)

14. 本と出会ったアプリ

ロン・マーティネズ Ron Martinez(エアブック、インベンションアーツ)

15. 形なき本で図書館を作るということ

ピーター・ブラントリー Peter Brantley(インフォメーションアーキテクトスペシャリスト)

16. 読者の権利章典

カシア・クローザー Kassia Krozser(ブックスクェア)

Part 3 本でできる実験──最先端プロジェクト

17. 作家たちのコミュニティ

ユルゲン・ファウス Jürgen Fauth(フィクショノート)

18. アプリとしての本作り、迷った時の処方箋

ニール・ホスキンス Neal Hoskins(ウィングドチャリオット)

19. エンゲージメント・エコノミー

ボビー・グルーエンワルド Bobby Gruenewald(ユーバージョン)

20. 本はどのようにして発見される?

パトリック・ブラウン Patrick Brown(グッドリーズ), チャン・ギュシク Kyusik Chung(グッドリーズ), オーティス・チャンドラー Otis Chandler(グッドリーズ)

21.「 リトル・データ」の驚くべき力

ピーター・コーリングリッジ Peter Collingridge(エンハンスト・エディションズ、ブックシーア)

22. 誇張と倒錯

バラ・バキリ Valla Vakili(スモール・デーモンズ)

23. 出版再考──痛みを感じ、痛みを抑える

ジョン・オークス John Oakes(ORブックス)

24. 公共図書館の終わり(私たちが知っていたように?)

イーライ・ナイバーガー Eli Neiburger(ミシガン州アン・アーバー地区図書館)

25. 今は実験のとき

イアン・バーカー Ian Barker(シムテキスト)

26. 忘れられた消費者

ジェイコブ・ルイス Jacob Lewis(フィグメント)

27. コントロールできない会話

サラ・ウェンデル Sarah Wendell(スマート・ビッチズ・トラッシィ・ブックス)

編者紹介

訳者紹介

 

刊行にあたって

本書のプロモーションとしてPatric Wittyの協力を頂きました。写真は9.11の同時多発テロ事件でのものです。多くのメディアがビル崩落に注目した時、Patric Wittyは人々の表情にカメラを向けました。その視線こそ、メディアに欠くことのできない精神として私たちは心に銘じてきました。本書の刊行にあたり写真を用いた理由は、ここにあります。

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