いつも読んでいるブログに、こんな記事が。
中津川病院図書室(仮称)の構想:中津川病院:若き院長の挑戦:So-netブログ
中津川病院図書室(仮称)を設置することにしました!
この図書室,普通の医療機関の図書室とは違います. 違う点は二つ.
まず,ある方から蔵書(医療系以外の書物が大半)を大量に借り受けることになりそうなこと. それらの本が図書室の中心になります. もちろん,医学書も揃えます.
そして,地域に開放すること. 地域住民の皆様も気軽に来られる図書室を目指します.
素敵な構想ですね。地域の人の声を取り入れたり、本の寄贈を受け付けたりすれば、さらに地域の病院図書室として親しまれるのではないでしょうか。病院に限らず、地域にある施設やお店がちょっとした「図書コーナー」を設ければ、交流や情報交換のきっかけとして、面白い役割を果たしてくれるのではないか、というイメージが私の中にはあります。
町おこしで有名な長野・小布施市では「まちじゅう図書館構想」なるものを企画していて、これにも非常に注目しています。
信州・おぶせまちじゅう図書館 of 「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」小布施町立図書館 まちとしょテラソ
「まちじゅう図書館」とは、ご自宅やお店の少しのスペース(玄関先、倉庫、蔵など)に本棚を置いて、自分の大好きな本でお客様とコミュニケーション!例えば、酒屋さんだとしたら・・・お酒や肴の本。パン屋さんだったら、パン屋お茶の本、ご自宅では、みんなに読んでほしい本など。
ちなみに私の高校2年の時の担任が、私設学級文庫みたいなのを作っていました。自身の蔵書を開放するのはもちろん、他の教師や生徒にもよびかけて本を持ち寄っていました。ざっと100~150冊くらい本が置いてあったでしょうか。実際クラスのみんながどの程度その本を手に取ったかは、疑問ですが。
さて電子書籍が紙の本に取って代われば、本棚を共有したりバーチャル本棚を作ったりするのは容易になります。上記のような紙の本での取り組みを継承・発展させて、さらに素敵な「みんなの本棚」ができるのではないでしょうか。