1997年からデジカメ市場に参入し、一時は世界シェアの3割近くを握っていた三洋電機。
そのデジタルカメラ事業を親会社になるパナソニックが来年3月にも売却する方向で調整に入ったと日本経済新聞が報じています。スマートフォンの台頭により市場縮小が進み、業績の悪化を受けてのことだそうです。
2004年に2200億円あった売上高も現在は数百億円程度まで落ち込み、生産台数もピーク時の30%ほどまで縮小。営業赤字が続いていたようです。売却先になるのは投資会社のアドバンテッジパートナーズ。ダイエーの再生に関与した同社により、三洋の復活はあるのでしょうか? 日本の家電メーカーには頑張って欲しいですね!
[日本経済新聞(有料版) , 三洋電機]
(KITAHAMA Shinya)