自殺未遂、繰り返させぬ 自治体が病院や消防と連携
自殺をしようとして一命をとりとめた人を、自治体が病院や消防、警察などと連携して支援する動きが広がっている。精神疾患や生活苦、家庭問題など様々な困難を抱え、再び自殺を図るケースが多いためだ。国も自殺予防の柱として未遂者の支援を重視し始めた。
「最近は働く意思を示すようになりました」「精神的に安定した状況が続いています」。11月中旬、東京都荒川区役所の会議室。区の保健師や日本医科大付属病院(東京・文...
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