11月22日は「いい夫婦の日」。
いい夫婦の表彰などマスコミで取り上げられる恒例のイベントですね。
私はシングルなので、今年は○○さん夫婦が選ばれたんだと思うくらい(笑)。
母親はすでに亡くなっており、母親がいない人生のほうが長くなっています。
親をみて夫婦を考えるというのは、日常ではありませんでした。
しかし、去年あることがきっかけで、父から母のことについての話を聞く機会があり、
夫婦とは何かと考えることがありました。
父にとっての家族とは夫婦とはなんだったのか、また母にとっての家族とは夫婦とはなんだったのか。
考えても答えはでません。
亡くなった母には直接聞けません。
生きていても本音は教えてくれないかもしれません。
父にしてもどこまで本音なのかはわかりません。
ただ、夫婦という単位で家庭が始まり、自分が生まれ、そして生きている。
これは確実な事実です。
父の話を聞いてから、「いい夫婦の日」は、
私にとって夫婦とは何か、ということを
改めて考えるきっかけを与えてくれる日になりました。
シングルであるということは、自分で選択している場合もあれば、
死別で自分の意思とは無関係にシングルになったという場合もあると思います。
夫婦をやめたことで自分を取り戻すことができた人もいれば、
パートナーがいなくなったことで自分の人生が大きく変わった人もいると思います。
「いい夫婦の日」とは、ちょっと大げさかもしれませんが、
夫婦という制度自体についても考えるきっかけを
与えてくれる日にもなるのではないかと感じています。
今年の「いい夫婦の日」は、あさって。