Amazonの自費出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でも開始

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    Amazonの自費出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でも開始

    個人での出版も電子書籍ならハードルが下がりますね。

    先日の日本でのKindleシリーズ発売に続くかたちで、Kindleストア用の本の出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でもサービス開始しました。これを使うことで、個人でも簡単にKindleストアに本を出版することが可能になります。

    手順はおおまかに以下のとおり。

    1. アカウント作成

    2. コンテンツのアップロード

    3. 本のプレビュー表示

    4. 権利、価格情報の入力

    5. 本を保存して出版

    6. Amazonによるコンテンツのレビュー

    7. 出版

    8. Kindleストアで販売

    と、簡単に説明するとこんな感じのようです。詳しい手順は公式サイトをご参照あれ。出版者が受け取れるロイヤリティには35%と70%のオプションがあり、それぞれに条件が用意されています。出版された本はKindleで読めるのはもちろん、iOS、AndroidのKindleアプリからも読むことができます。

    121025amazondirectpub2.jpg

    また、すでに自身の著作がAmazonで販売されている場合は、Kindleストアでも販売する手続きも受け付けているようです。

    121025amazondirectpub3.jpg
    さらに「この本がKindleで読みたい!」という本がある場合は、リクエストを送ることも可能になっています。ただし、すべての書籍が対応しているわけでは無いようです。(記事執筆時に確認したところ、一部のブラウザではこれらのメニューが表示されないようです。)

    個人でも電子書籍に簡単に参入できるとあって、今後は同人誌なんかのKindle出版も増えていくかもしれませんね。今後の発展が楽しみです。

    [Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング]

    (ニール太平)