個人での出版も電子書籍ならハードルが下がりますね。
先日の日本でのKindleシリーズ発売に続くかたちで、Kindleストア用の本の出版サービス「Kindle ダイレクト・パブリッシング」が日本でもサービス開始しました。これを使うことで、個人でも簡単にKindleストアに本を出版することが可能になります。
手順はおおまかに以下のとおり。
1. アカウント作成
2. コンテンツのアップロード
3. 本のプレビュー表示
4. 権利、価格情報の入力
5. 本を保存して出版
6. Amazonによるコンテンツのレビュー
7. 出版
8. Kindleストアで販売
と、簡単に説明するとこんな感じのようです。詳しい手順は公式サイトをご参照あれ。出版者が受け取れるロイヤリティには35%と70%のオプションがあり、それぞれに条件が用意されています。出版された本はKindleで読めるのはもちろん、iOS、AndroidのKindleアプリからも読むことができます。
また、すでに自身の著作がAmazonで販売されている場合は、Kindleストアでも販売する手続きも受け付けているようです。
さらに「この本がKindleで読みたい!」という本がある場合は、リクエストを送ることも可能になっています。ただし、すべての書籍が対応しているわけでは無いようです。(記事執筆時に確認したところ、一部のブラウザではこれらのメニューが表示されないようです。)個人でも電子書籍に簡単に参入できるとあって、今後は同人誌なんかのKindle出版も増えていくかもしれませんね。今後の発展が楽しみです。
(ニール太平)