増える動物虐待
先週金曜日、ロンドンでイギリスの動物愛護団体らが集まり、ペットの虐待・ネグレクト防止と、マイクロチップの装着義務化を訴えるイベントが行われた。
Xperedon charity newsによると、近年、イギリスでは国全体で、虐待を受けたり遺棄されたりするペットの数が増加傾向にあるという。最新の発表によると、今年前半だけで前年より23.5%増加しており、犬だけを例にとってみると22%の増加だ。
関係者たちは、ペットの保護者をあきらかにし、虐待・ネグレクトを防ぐために、飼い主の個人情報を登録したマイクロチップの普及を呼びかけている。
マイクロチップ義務化は必然
マイクロチップは、1円玉サイズのICチップで、注射針のような器具を使って、ペットの体内に埋め込むものだ。ペットにマイクロチップが装着されている場合、専用のリーダーを体に当てるだけで飼い主の所在がわかる。遺棄された場合だけでなく、飼い主とはぐれたペットを安全に飼い主の元にもどすのにも役立つ。
マイクロチップの導入義務化については、動物の体内にチップを埋め込むことに抵抗を感じ、消極的な人も多い。しかし、ひどい虐待を受けた動物たちを見てきた主催者たちは、「今後、同じようなことを繰り返さないためにも、飼い主の情報をたどることができるマイクロチップの導入は必然」と主張している。
Xperedon charity news
http://www.xperedon.com/news_1809