葬儀を通して日々考える、鈴木葬儀社社長BLOG

葬儀を通して日々思ったことや感じたことを書いてます

葬儀屋の将来を冷静に考えてみる

2012年09月30日 13時44分42秒 | Weblog
東京圏の葬儀価格は更に下落しそうな気がします

どれぐらいのスパンかは何ともいえませんがw

従来の葬儀スタイルの小型化の家族葬は、直葬*αになりスタイル自体が変化して低価格化

ってのが私の予想です。

現在も単価は下がっているけれどもビジネスモデルというか売り上げと利益の取り方は、従来通りの葬儀スタイルを基本として営業している葬儀社が多いと追われます。

ですから、直葬が増えて(3割という説もあります)売り上げが減っても、まだまだ従来スタイルの小型化の家族葬が多いので何とかなっている様に思います。
(家族葬が安いと言う訳ではありませんが、工夫がないと安くなってしまいますw)

これが直葬+αの方が家族葬よりも割合が増えてしまうと、アラ大変!

何か違いのある新しいサービスや内容を提供して売り上げアップ、又は施行件数のアップをしないと危険です。

葬儀は常に過渡期ですが、緩慢とした変化をしていくので、じわじわと死んで行く様子が想像出来ますw

もちろん、変化して新たなサービスを提供している葬儀社や件数を増やしている葬儀社もあるので、全部の葬儀社に当てはまる話ではありません~

でも、全体を見ると今までの葬儀スタイルでの売り上げと利益のバランスを取るのは難しい様に思います。

では、どうするのか?

新しい良質で単価がアップする内容を創造出来る才能とやる気がある様に思えませんので、出来るだけ自動化して人件費を抑えつつ葬儀屋から足を洗う方向へ等と考えております(^_^;)
(こんな事を言っておきながらズルズルとあと30年ぐらい葬儀屋をしているかもしれませんが..)

何でも、あるネットの記事によりますとあと20年ぐらいで人の寿命はグッグ~と伸びるかもしれないそうなので葬儀自体がある時期もの凄く減る可能性も…(定期的にこんな話がありますが)

さてと、終活もそろそろ始めないとならない葬儀屋のオッサンの悲観的な予測でしたm(_ _)m

同業者の皆様は如何お考えなのでしょうか?と心配でなりません(自分の行く先の心配ですけどね)
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第147回「葬儀の時に流してほ... | トップ | 10月31日(水)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事