コモディティー・アイ~原油急落、サウジはいつ減産に動くのか
原油価格が急落する中、日量1000万バレルと約30年ぶりの増産を続けるサウジアラビアがいつ減産に動くかに市場の関心が集まっている。サウジはかねて「原油は1バレル100ドル程度が望ましい」(ヌアイミ石油鉱物資源相)と発言しているが、6月1日に約8カ月ぶりに100ドル割れとなったからだ。前週までにサウジは沈黙を保っただけに、様々な臆測が飛び交っている。
サウジの動向に詳しい原油市場関係者は「もう少し...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り857文字