同研究サイバーセキュリティ:世界的基準の難題は、McAfeeおよび国防シンクタンクSecurity & Defence Agenda(SDA)により、新たに登場したこの分野の専門家に行ったインタビューをベースにしている。同研究に評価基準は無く、非常に主観的であると、McAfeeさえもが認めている。ブリュッセルに本拠地を置くSDAは、27カ国の政府、企業、学会における「トップレベルの政策立案者およびサイバーセキュリティ専門家80人との詳細なインタビュー」および35カ国で250名の世界的リーダーを対象に行った無記名アンケートに、その結論の基礎を置いている。
念のため書いておくと、同レポートの主要な研究結果の一つに、米国、オーストラリア、英国、中国およびドイツのサイバー・レディネス(サイバーに対する準備)の状態は皆、イスラエル、スウェーデン、フィンランドといったより小さな国のそれよりも順位が低かった。さまざまな国のサイバー・レディネスの状態を評価するのに使用された方法論は、Defense for Cyber, Identity and Information Assuranceの前副次官補Robert Lentzが開発した…
※本記事は有料版に全文を掲載します
© The Register.
(翻訳:中野恵美子)
略歴:翻訳者・ライター